目で聞く

ニーチェの言葉
まだまだ続くニーチェの連鎖。
一緒に飲んでいるときなどに「最近どんな本を読んだ?」という話しになる。
その後にニーチェの言葉を読んでくれると、すごく嬉しい。
宗教もだから勧誘がひどいのかと思うと少しだけ納得できるけど、自分が勧めた本を読んでくれたり既に読んでいる人との絆は深くなる気がする。
宗教や思想的な集まりは、それ以外を強く排他する傾向があるから嫌悪感がある。




人間らしさ
アフリカの大地を踏みしめるダンス。
身体が反応するリズム。
神を見立てた衣装や化粧。



黒人や白人は音楽が鳴ると踊りだす。
僕らは野球の応援のように人と合わせているだけで、それは生活も仕事も同じようなもの。
だからサッカーで世界に通用するはずがない。



奴隷という商品だった黒人が作り出した音楽が、ここまで世界に広がっていったのは偶然ではない。人間には内側にあるリズムがある。





マッサージ
昨日のスノボで全身の筋肉のうち半分は機能していないが、身体を動かしたことによって神経のマッサージになった。頭の中は足元まで突き抜けていて、空っぽの状態に近い。このコンディションは理想に近い。変に力を入れず、余計なことを考えず自然体でいることが一番の近道だから。





目で聞く
人が話す言葉は耳で聞くのではない。
相手の目や顔色を見て、相手の口元を見て、何を話しているのかではなく何を伝えようとしているか聞くのだ。そうでなければ伝えようとしてくれる人に失礼だし、相手も真剣にならないし、吸収することもできない。
わからなくてもいい。とにかく目で聞くこと。





ニーチェの次
ニーチェの次はフリーだ。
今は2周目の途中だが、IT以外の人が特に読んだほうがいい。
希少性のあるもの以外はフリーになっていく。
物質はスピードが遅いが、デジタルはフリーを好んでいる。




不動産で言えば、仲介手数料はなくなるのは確実だ。
仲介ではなくコンサル。
コンサルティングという言葉を使う人の8割以上がインチキのように、コンサルは実体がない。徹底した専門性と解決力がないと、この先は難しい。
気合や思想で生きていけるほどグローバルは甘くない。




まずは目の前のことに徹底することだ。
それができないのに、次のステップなんてありえない。
自分ができることをやる。当たり前のことだけどほとんどが、諦めたりくじけたりしてできないんだからチャンスだ。要は最後に勝てばいい。