モチベーション

夜は少し冷えるせいか、またしても少しだけ体調を崩してしまったようです。
もろい身体です。ブランケットもらいます。
こっちに来てから、夜にならないと外出するモチベーションがわきません。
昼の勉強も、夜のクラブめぐりがあるからこそ頑張れるわけです。
キューバは、音楽も素晴らしいが、踊りも負けていない。




カリブ海
キューバの首都ハバナにいるわけですが、ここも海に面した街です。
しかし、この3日まだ海を見ていませんでした。
今日、ようやく眺めてきました。
泳げるような場所ではありませんが、地元の人は潜って何かを採っています。
海を見ると、いつも心がリセットされます。
僕の数少ない後悔のひとつは、海をあまり見てこなかったことです。
海に面して、いくつか高級ホテルが建設されています。
そこに入って、ゲバラTシャツを、南米用に買った。
ハポネ(日本人)パワーは、ここでも健在です。






中国
スーパーマーケットに行ってきました。
キューバは、基本的にアメリカは敵国なので、敵国のものは入ってきません。
でも、コカコーラ(キューバ独自のコーラもあります)が売られています。
こういったものは、中国から流れてきています。
ちなみにチンタオビールも売っています。
電気屋には、中国製のアイポッドもどきが売られています。
アイポッドを知らない彼らは、これを本物だと思っているのでしょう。
こうやって、中国はアフリカや南米などのモノのない地域に、どんどん進出しています。
途上国や制裁を受けている国にとっても、中国は欠かせないものになっています。
でも、キューバでは中国製は質が悪いと、やや嫌われています。
質が悪くて、先進国には輸出できないものを、安い価格でキューバに送っているでしょうし、
本物のアイポッドは、高くて買えないでしょう。
日本は常に競争して、一番のクオリティを創造する。
それを中国は真似して、安く製造して輸出する。
中国の戦略を、ずるいとか言っていたらグローバルでは戦っていけない。
でも日本は、開発することと、高い質で今の位置をキープしている。
この2つがなくなったら、どうなってしまうのかな。。。
でも今のままでは、効率はあまり良くないだろうな。





人格
キューバでは、街中で唾を吐く人はいない。
基本的に、列にも並ぶ。争いの現場は、あまり見られない。
お辞儀をする。基本的に、人種差別もしない。
僕らをチノと呼ぶが、バカにしているというかんじには聞こえない。
経済的には新しいものも入りづらいし、貧しいかもしれない。
でも彼らの人格や日常、そして音楽や踊りを見ていると、貧しさよりも豊かさを感じる。





そういえば
どこの国にも、ノックアウトされたボクサーのような酔っ払いは見かけない。
日本は薬物に対して、やたらとタブーだが、外で酔っ払うことに関して、どこの国よりゆるい。
まず外国では、外で酔っ払うことは人格を疑われる。
街中で寝ていようものなら、起きたら何もないし、命の保障だってされていない。
薬物に関しては、法律上では罰せられるが、ほとんど個人の責任になっているので、ゆるい。
どっちが正常なのかな?
携帯電話を、運転中に使っていると罰せられる国。
誰に迷惑かけたのだろう。
運転していて、事故が多いからって、そんなにかな?
少量のアルコールが検出されただけで、罰せられる国。
だったら、酔っ払いのほうが迷惑だ。
日本は、よけいなお世話なことが多すぎる。これで自立できるはずない。
もちろん、いい国ですけどね。




クラブめぐり
今夜も、クラブめぐりです。
ここにきて、音楽を聴かないことほど「もったいない」ことはない。
まずは、ローカルなクラブでサルサを楽しむ。
サルサは、聴くだけでなく見ているのも楽しい。
サルサを踊れないと、ここでは完全に疎外される。
踊ることは、会話するのと同じようなものです。
だから会話も踊りもできないので、見て聴いて楽しむだけ。
それでも楽しいし、スペイン語や踊りの勉強に対して、モチベーションがわくわけです。
だから、今はいいんです。現実から逃げなきゃいいわけです。
しゃべれなくても、踊れなくても、現地の人たちはちょっかい出してくれます。
僕の長いサラサラの髪は、特に興味あるらしく、よく触られます。
僕にも武器はあるわけです。





大人すぎ
夜も更けてきて、有名なクラブに行くことに。
ここでは葉巻くわえた、高級ホテルに泊まっているようなおっさんと、その娼婦が多い。
今日は特に、年齢層が高かったので、ライブもかなり大人向けだった。
だから正直、僕が求めていたものではないけど、かといって立ち上がるにはもったいないくらい、うまいです。
和田アキコのようなものです。






ハバナライフ
勉強は順調です。集中してできています。
時間があれば、1ヶ月くらい身を置きたい場所です。
こっちの音楽を聴いてから、耳の領域が広がったのか、何を聴いてもよく感じれる。
自分の領域が広がることを実感できるのは、うれしいことだ。