決断

ようやく、寝起きだからわからないけど、多分、いや絶対、体調戻りました!
身体が旅モードに対応するために、オーバーヒートしていたんでしょう。
自分は、こんなにも元気だったのかと生命力に驚かされます。
健康の大事さ、いつも気づかされるのに、いつか忘れてしまう。







地震
日本は地震列島です。
東京に直下型が30年以内に起こる可能性、70%。何の基準かわからないけど。
都市計画に完全に失敗した東京で地震が起きたら、大惨事でしょう。
政府は、いつも被害を少なくしか見積もっていないと思う。
個人的には、年金や消費税なんかよりも深刻な問題です。
東京が壊滅すれば、日本は終了です。
残念ながら、首都機能や経済活動が、こうも狭い一箇所に集まっている東京が止まるということは、日本が止まるのと同じことです。関西がいくら頑張ろうが、どうしようもない。
戦争を憎み、平和を愛するはずなのに、自然災害の対策は?
昭和55年築以降の物件に住んでいようが、そんなの関係ない。
こうも人が密集した場所で、地震が起きるということは悲惨なことだ。



経済成長だけを優先してきているのと、やりづらい問題は先送りにしている。
具体的にどうすればいいのだろう?
自分のことだけ考えれば、地方や海外に住めばいい。
東京じゃなきゃ楽しめないわけじゃないし、生きていけないわけではない。



そんなミクロな話じゃなくても、東京は動いていることで成り立っている。
それが止まることは、恐ろしくて考えたくもないけど、考えないといけない。
もっとリアルに、震災後10年に渡ってどうなるかということがわかる映像があったほうがいい。
それくらいの金、どっかの箱潰せはできるでしょ。







カンクンリゾート
カンクンは、世界屈指のリゾート地です。
どのガイドブックにも、そう書いてあるだろう。
僕らはカンクンの、海の見えない、現地の人たちが住むダウンタウンにいます。
リゾートホテルは、海沿い20kmにわたって無機質に建っています。
ダウンタウンは、どの海岸沿いでもそうですが売春が盛んです。


バスで、ホテルゾーンに向かいました。
道路から海は、所狭しと建っているホテルが壁になっていて見えません。
しかも全部プライベートビーチになっているので、僕らの入る隙が見つからない。
そうこうしているうちに、バスの乗客は僕らだけに。
粘りに粘っていると、潰れたホテルのビーチを発見。
バスを降りて向かうと、現地人が遊んでいます。



う〜〜〜〜〜ん。
オフシーズンだからでしょう。
波が荒く、のんびりゆっくりという感じではない。
海の色はきれいです。エメラルドグリーンです。
でも、なにか無機質で。。。
ちょっと良いもの見過ぎなんでしょう。



せっかくだからビーチを歩いて、ヒルトンのプライベートビーチに。
何食わぬ顔して、ホテル内まで入っていきました。
こういうとき、日本人だと超便利です。
警備員に会おうが、従業員だろうが「オラ!」と声かければ、それでいいんだもん。
大理石ピカピカのフロアを、汚れたサンダルでペタペタ。
社会科見学です。






バスに乗って、ダウンタウンに戻ると落ち着いた。
あ〜あ、僕はこっち側なのか。
いや、リアルでいるという意味です。


家族経営の、英語は「サンキュー」しか話せない宿。
一泊、1,000円。メキシコの物価で言えば、まずまず。

















大型毒型
現地のスーパーって面白いです。
メキシコはカラフルというか、身体に悪いものしか入っていなさそうなジュースや菓子が多いです。
そして、何もかもでかい。アメリカサイズです。













キューバ
明日、キューバに入ります!
2〜3週間くらい、ネットが多分繋がりません。






決断
正直に書くと、旅を再開してから、風邪を理由に磨くことをさぼっていた。
苦痛、トラブル、追い詰めることから逃げていた。
何かに立ち向かう、モチベーションがわかなかった。
早く旅が終われば、なんてことも考えていた。
見る、行くことが目的でなくなった僕は、地図がないまま街に入って不安な気持ちで、とりあえず宿だけは見つけようとしているときのように、心がないまま着地点を探していた。



体調にも関係あるだろが、僕は起き上がった。
ムクッとではなく、悪い夢から覚めたときのようにガバッと。
まさに夢から覚めたわけです。



僕は、この旅の時間で何を得るかはわからない。
でも、その先に見えているものがあるから、流れに身を任せればいい。
その先に見えているものが、ようやくはっきりした。
そのことを考えていれば、どんな困難からも逃げないだろうし、困難上等、こっちから迎えにいってやるよ、みたいになってくる。
なんの役に立つかわからないけど、それさえあれば、逃げずに向かっていくだろう。




そして、自然の流れ身を任せながらも、自分の川を作っていく。
何が起きても大丈夫だと思える、何本もの川を作る。
1本乾いても大丈夫にするため、川は多いほうがいい。
どこの川にも水がある。
僕は好きなときに好きな川に流れる。




自分の人生は逆らえない。
僕は目的を持って生きている。
だから僕に起こることは、その目的を果たすために必要なことだと信じている。
だからこそ、起きることから逃げちゃいけない。




男の基本は仕事だ。
最近は女性も、そんな風になってきているが、できればせめて仕事半分、恋愛半分でいてほしい。
男女差別とかじゃなくて、がむしゃらなこととかは男がすればいい。
もちろん100%楽しんでいる仕事なら、それでもいいけど。
女のために、男が汗水たらして働く。
もち女だけのためではないが、けっこう重要なことだと思う。
その代わり、いつまでも男が汗水たらして働けるように、女性はいつまでも女性でいてほしい。
そのためには、男もカッコよくなきゃいけない。



男は弱い。
話はそれたが、僕は時間を無駄にせず、流れてきたものに100%立ち向かう。
そして自ら、川を作る。以上。