ストックホルム

ブログのカ日付とは異なりますが、2日の夜10時ににコペンハーゲンを出て、3日の朝6時にストックホルムに到着しました。鉄道に乗り込むと、寝台席を頼んでいたのになぜか座席で、隣に座ったやたらと愛想の悪いおばちゃんの香水が、口から息を吸うのも嫌なくらい臭くて、ほとんど寝れずに朝を迎えました。
駅に着いて、しばらく駅のベンチで読書をしていました。
今読んでいるのはリリーじゃない「東京タワー」。楽しんでいます。



しばらくして「シェラトンホテル」に行きました。
正確に言えばシェラトンホテルの前ですが・・・。
そこで、先を行っていたしんちゃんと再会しました。
僕の服装の変化に、最初は気付かなかったようです。
服装は人を変えますね。



荷物をシェラトンではないホテルに預けて、市内観光を6時過ぎまでしていました。
最後は脳に糖分が回っていないくらい疲労がたまっていましたが、
こういう感覚は、生き尽くしている感じがして嫌いではありません。




街は、最高です。
旧市街は「魔女の宅急便」のモデルとなった場所で、細い坂道が多いです。
新市街地も緑が多くて、とても住みやすそうです。
そして何より、人がいい。
控えめだし、お洒落だし、きれいだ。
そして、余裕があり営業スマイルはない。
ただのスマイルと営業スマイルの差は大きい。
北欧は、ヨーロッパの中で体積が大きい人が少ない。
縦にも横にも大きい人はあまりいない。
スタイルがいい。大声出さない。
国民性は日本に近いような気がします。
だから、よけいに居心地がいいんでしょう。
税金が50%くらいかかるそうですが、街づくりのシステムはしっかりしています。
これなら払ってもいいでしょう。



話が逸れますが、消費税5%なんてヨーロッパではありえません。
10%以下なんてないでしょう。それじゃないとやっていけません。
消費税の議論自体、3年間凍結する国がありますが、考える事を止めることと同じですから、みっともないです。経済回復が最優先なのはわかりますが、消費税は関係ない。関係あるなら消費税下げればいいのに。まあ、とにかくシステムですね。










200g
一杯のコーヒーが67kgの身体を温める。





勘違い
スリかと思ったらホモだった。






笑顔
ホテルの良し悪しは、受付の人の笑顔でわかる。






キャンパスに書かれた絵のような景色が、ここにはある。




人づくり
街づくりとは、人づくりだ。
きれいな街が、きれいな人を作る。






デザイン
北欧は、デザインで有名です。
小物や家具などのデザイン。
そんなのどうでもいいでしょと思っていた僕ですが、
すっかりその魅力に、マダムのワイングラスに注がれたワインのように転がされています。
センスがいい!
欲しいものだらけです。
デザインやセンスの欲求は、利便性の欲求より深いかもしれない。





紅葉
日本も紅葉の時期だと聞きました。
こっちの紅葉もきれいです。
中心地からバスで10分くらい離れた森の中に、ファームがあります。
有機栽培で、都心部の捨てられるものを肥料にして作物を作り、
都心部に出荷しています。
日本の場合、都心部からバスで10分の場所に森はないですが、
なんかしらの参考になればいいなと思います。
そういや昼食を地元の食堂で食べましたが、野菜がとても甘かったです。

















ボールペンが、また使い切りそうです。






フェリー
今日は豪華客船に乗ります。
ユーレイルパスは、なんだかんだいって元が取れます。






街づくり
現状を踏まえた上で、一極集中をどうやって散らばしていくか。
時間さえあれば、そんなことばかり考えている。
それよりも自分の心配しろって言われそうですが、気になってしまう。