ようやくPCが使える環境に着きました。
アムスから14時間かけてデンマークに来るまで、どれだけ1人遊びしていたかは、言葉で埋め尽くされたノートが証明してくれます。





志とはなんなのか?
志があれば、夜行列車がくるのを寒い駅のベンチで待っていても、寒いと感じないことなのか?
もしそうだとしたら、僕には志はないに等しいことになる。
寒くてすることもなく楽しくもないときに、自分のやるべきこと、
こうやってペンを走らせることや、指が冷えて痛くても本を読むことが、
僕が知っている僕のできること。
それをいつも、自分の目の前の黒板に大きく書いてあるようにすることが、
志なのかもしれない。



バックパックに足を放り出せば、足は楽になるが日本だと偉そうにみえる格好をしていても、
なんとも思わない、人の目を気にしない目になりたい。
カフェに長居するのを、ためらうことなくしていられる周りを気にしない目になりたい。
というのも、僕は人の目を気にしすぎる目をしているから。
もしかしたら、それは僕のくだらないプライドかもしれない。
いや、プライドでなく小心なんだろう。



人に怒られたくないとか、つまらなそうな人はいないかとか、
トラブッたらどうしようとかとビビっている小心だ。
何事もトラブルなく生きていきたいという小心。
普段はトラブッて当たり前だし、なにをビビる必要があるのかと思っているくせに。
いざトラブルが起こりそうな可能性が1%でもあるときには、
そのことを忘れてしまっている。
なにが嫌かって、トラブッてからならまだしも起きそうになっただけでビビるんだから。
これも志さえあれば、トラブルが起こりそうになっても、目の前の黒板のおかげで、
ビビリは和らぐんだろうな。
まだまだ自分には志が足りない。





ホッカイロ
入場券が必要で、何時間も寒空の下で並ばなくてはいけない観光地で、
ホッカイロを売ったらバカ売れだろうな。
並んでいる一人一人に売り込むだけでいいんだもんな。





向かい合う
100%冷静な状態でないと、自分と向かい合って自分を100%見ているつもりでも、
それは50%にも満たない。





1人では
1人でひたすら考えるよりも誰か1人に、そして誰か1人よりも誰か2人に、
考えを話したほうが自分の中で答えが出やすい。
1人でいるときの考え方と、誰かと話しているときの考え方は違う脳が働いている。
ただし1人でいるときに考えていない人は、100人と話しても答えは出ない。
生産性はない。
これも僕の場合ですが・・・。





ステップ
今までは暑さに対応する身体作りをしてきたが、
いつのまに寒さに対応するための訓練が始まっている。
なぜ指はこうも冷たくなるのだろう?





できない
めんどうだからやらないと、できないは違う。
やることが増えるから、ついできないと言ってしまう。





自然
ほとんどの失敗は、自然でいないことによって起きる。
自然にしていれば適切な言葉や動きが出てくる。
舞い上がっている時や緊張状態時に、失敗が起きることが多い。





好意
楽しそうにしている人に好意を持つ。





タイミング
何か起こすときのタイミングを間違えてしまうと、他の誰かたちが自然に起こすことと、うまくはまらず思い通りにいかなくなる。タイミングが合うことのほうが稀だ。
思い通りにいったときを考えてみると、すべてがはまっていたのがわかる。
タイミングをただ待つだけではよくないが、なにをするかと同じくらい、いつするかも大事だ。
ただタイミングの半分は運なんだろうな。





出国
鉄道に乗り込む。
さらばオランダ、また必ず訪れるだろう。





存在
僕はここにいるよって、わかってもらいたいから頑張れるんだろう。




食べれない
今おにぎりを食べたら、泣いちゃいそうだからまだ食べれない。




至福
体調宜しく、鉄道に乗り込み、ゆったりとした座席で、音楽聴いて、ペンを片手に車窓を眺めるときは至福。




意味ない
道路わきの植え込みの木は、ただ植えているだけでは意味がない。





爽快
鉄道の、隣の車道を走る車を追い抜く時は爽快だ。






笑うことと泣くことが愛。
話すことと聞くことも愛。






恋は落ちるもの。





処女作
処女作の情熱には敵わないのだろうか。




チャラ
男なら、「ここでキスして」の歌詞くらい愛されたいものだ。





いらない恥は捨てれないのに、必要な恥を捨ててしまった人が増えた気がする。




なりたい
私は、この人の食事を作ったことがあるとか、
私は、この人と飲んだことがあるとか、
私は、この人に説教したことがあるとか、
私は、あの人と一緒にいた(い)とか
そうやって人が、僕を使って自慢できたり喜んでくれる人に僕はなりたい。





いたい
人には無償の愛を愛を注ぎ、人から注がれた愛に幸せを感じるのはなぜだろう。





人の美
自分を100%出せている人が美しい。
その人自身が持つ、最大の自分を出し尽くしている人に美しさを感じる。




疑問
いつもと真逆の角度から見た目では。
途上国で向かい合ってきたギラついた目は、ここにはない。
明治維新の志士たちも途上国だからであり、豊かな国民の僕はなにもできないのではと、疑問をもつ。





三倍
1つのおにぎりに、具が3つ入っていると3倍の愛を感じる。




勝てない
いくら機械が発達しても、手作りのおにぎりには勝てないだろう。




どん引き
隣のコンパートメントでバカ騒ぎしている。
よかったこっちで。
うるさいのもくさいのもいやだ。




手紙
手紙は書くことより、送ることのほうが難しい。
まず住所を調べないといけない。
それから切手を貼ってポストに入れなくちゃならない。
そして送りたくても送れないものもあれば、
送っても届かないものもある。





アムスの雲は、見上げるといつも飛行機雲があった。




成る前
成功した人の本でなく、
失敗した人の本が読みたい。
挑戦している人の本が読みたい。
どちらもそうだが、成功する前の人が何を思っているのか知りたい。
成功者のは自慢が多い。
それとも自慢する人は成功者になれるのか?