準備完了

オランダに入ったのは、いつだったかさえもすぐに思い出せないくらい長居させていただくことになりました。無事、日本からの荷物が届きました。当初、どっち方向に進んでいこうか迷いましたが、今後行くことがなさそうな場所にすることにしました。
それは「北欧」です。
物価は高いし、寒いし。
せっかくここまで来たのだから、高いとか安いとか言っている場合ではありませんし。
ということで、一足早く北欧に行ったしんちゃんを追いかけるようなかたちです。
ここからは、3泊連続車中になります。
今日の夜行でアムス→コペンハーゲン 明日の夜行でストックホルム、明後日の夜行フェリーでヘルシンキ
書くと移動ばかりです。移動のほうが長いかもしれませんが、僕には本があります。




トラ
僕はベッドをシェアしています。
僕が寝ていると、布団の中にまで入ってきます。
本を読んでいると、腕枕や腹枕?をします。
このまま一緒に旅しようか・・・。








風車
風車を見てきました。
オランダといえば風車ですからね。
灌漑用の風車で、なるほど風車を境に水かさの高低差がある。
自然の力を利用する。ロマンです。







衣替え
冬服をゲットしました!
そして念願のジーンズです。
穴の開いたズボンから着替えると、背筋がピンとします。
この小さな穴は、以外にも僕の心を傷つけていました。
誰が気付かなくても、僕が気付いてしまう。
開き直っていても、みっともないと思うときがある。
ようやく、大手を振ってヨーロッパを歩けます。
服装って、捨てたもんじゃありません。






家族
いつものように高橋夫妻と飲んでいたとき。
いつものように楽しく会話をしていると、なんかの話の流れでご主人が、
「もうあなたは、お客さんじゃなくて家族なんだから好きにやんな」と。
この言葉は、忘れることがないでしょう。



ご夫妻から、僕はいろんなことを教わりました。
そして多くの愛情を注いでいただきました。
今日旅立つのですが、考えると寂しくて泣いちゃいそうです。
ねえトラちゃん。






全巻制覇
ついに「竜馬がゆく」を読み終わりました。
最後のほうは、少しダラダラにになってしまいましたが、維新の志士である僕らの祖先に尊敬の念と、そして彼らが作った日本に感謝の念を抱きました。もちろん小説ですからフィクションも入っているのですが、そんなのはどうでもいいことで、実際に僕の歳よりも若い人たちが活躍して日本を変えていった事実。
僕は彼らのようななれるとも、なろうとも思いませんが、日本人であることに胸を張っていたいです。
僕は僕のやり方で、考え方で一歩一歩進んでいきます。





平等
人は今まで自由と平等を主張して、それを正義としてきた。
アメリカの上等文句だが、これは日本でも同じこと。
どこにでも出てくる自由と平等。
革命も戦争も自由と平等のため。


そして少しずつ自由と平等を獲得してきた。
しかし、同時に抑制と不平等を生み出してきた。
日本という国でみれば、平等だ。
しかし日本人は外国人を差別していないか?
日本人には平等だが、外人を差別する。
それでは意味がない。