静かに 健やかに 遠くまで
プロフェッショナル
やたら横文字や難解な言葉を多用する人たちがいる。
その人たちは自分が上の立場に立つために言葉を使う。
そういう人たちをプロフェッショナルとは呼ばない。
プロフェッショナルとは難解なことを簡単にわかりやすい言葉に変えること。
話すことではない、尊敬されるためにでもない、伝えるために言葉はある。
EMINEM
MTV観ていて思ったんだけど、EMINEMは本物だ。
そんなの僕が言う前からわかりきっていることだけど、自分の中で再確認した。
ノッテいるだけの音が多い中、EMINEMは引くくらい本気だ。
そのくらいイっているくらいがいい。
そしてマイケルの追悼で涙が止まらず歌えなかったクリスブラウン。
彼からも本気さを感じた。
マイケルをリスペクトしていた人が、本気になったら悲しくて歌えない。
中国がいくら大きくなってもMTVは生まれないだろう。
アメリカはそういう国なんだ。
静かに 健やかに 遠くまで
知る人は知る城山三朗の本を読みました。
5年前くらいに、先輩から誕生日プレゼントに城山三朗の「男子の本懐」をいただいて影響を受けた記憶がある。
「静かに行く者は 健やかに行く 健やかに行く者は 遠くまで行く」
城山三朗の言葉を集めたもので、男性ビジネスマン向けである。
これを読んでいるとサラリーマンって大変なんだな〜と感心してしまう。
個人的には気にいったフレーズ。
「ワルの中で身を守るには、ドライであるしかない」
「多忙な人間は多望な人間、つまり、希望の多い人間」
「物には、日の当たる場所もあれば、影になる部分もある」
「夢を持たぬ男、背伸びのできぬ男は、縁がない」
「商売は戦争だ」
「大人が1年間ムキになってやれば、たいていのことは、りっぱな専門家になれる」
「世の中には命令する者と従う者の二通りしかいない」
「目標のない人生は、人生ではない」
「人間の能力は努力のことでしかない」
「醜い女は我慢できるが、傲慢な女は辛抱できない」
グッと力が入る言葉と、肩の力を抜いてくれる言葉の応酬。
結局のところはバランスなんだろう。
いつもどちらかに偏ってしまう僕にとっては人生の命題だ。