驕れる白人VS犬

君との付き合い方
モノやお金だって人と同じで、喜んでもらいたいと思っている。
特に仕事道具は大事に使い、感謝の気持ちを忘れないようにする。
喜ばせ上手なところに人やモノや金は集まってくる。




紙幣
カンボジアの紙幣はペラペラで破けてしまうが、日本の紙幣は洗濯機相手にも動じない。




ワンピース
やっぱ仲間なんだよ。
昔とは違い同じもの同士ではなく、同志ということ。





攻めと守り
守ることだけでは物足りない。
誰だって増やしたいんだから。
人と向き合うことで気づかされ、勉強するカテゴリーが増えた。
人と会って向き合うかぎり、学ぼうとする意欲は止まらない。





驕れる白人VS犬
同じタイミングで「驕れる白人に戦うための近代日本史」と「犬と鬼」を人から受け取り読んでいる。ドイツで一人戦う日本人女性と日本に長期居住するアメリカ人それぞれが見た日本について、まったく違う角度から僕の魂にえぐりこんでくる。

世界旅行についての本を書こうとしている僕にとって、これほど参考になるものはない。なぜなら僕が日本人であることが前提だから。



世界中を植民地化し奴隷貿易で富を集めていた白人、日本が欧米からの支配を守るためにとった行動は欧米のまねをすることだった。世界のほぼすべてを植民地化していた欧米から、戦後日本は悪者にされた。植民地化による負の遺産はまだ続いており、南北問題が横たわっている。東京裁判で日本を裁いた中国はチベットやウグイルで何をしているのだろう。
日本の正当化のために書いているわけではない、欧米のおかげで近代化できたわけではなく元来日本は工業化されておりインフラも整備されていた。現代とは異なり金と権力は分離されていた。


地球上では欧米と対等になりたいと思ってはいけないのか。
関税自主権がなくてもよかったのか。
日本は欧米から学んだ「武力の政治」によってアジアに進出した。
これがヨーロッパのどこかの国ならどうなっていただろう。
日本が白人の国だったらどうなっていただろう。



全世界を発見、征服という偉業の前から世界はあったのに、欧米にとっては自分たちの歴史こそ世界史であり、自分たちの生き方こそ文明の名にもっとも相応しく、あらゆる民族は欧米文明の恩恵に浴することによって後進性から救われきたことになっているから、彼らは優越感がある。グローバリズムの掛け声によって全ての市場を開放させ、経済の大元である石油をコントロールし、石油の世界的配分をコントロールする。


僕が言いたいのは、
どの国も民族も人も完璧ではない。
信用や崇拝をしないこと。




世界旅行が終わり日本に帰ってきたあとに国内の旅に出たが、つまらなくてすぐに止めてしまった。日本で生きてきたから日本には慣れており、世界の刺激には勝てないのは当たり前だと思ったが、犬と鬼を読んで気づかされた。
日本はどの街に行っても何も変わらない。
都会と田舎の差しかない。
どの街にも同じようなつまらないコンクリートの塊がある。
景色の移り変わりはない。
京都にも京都タワーという芸術性マイナスな建物があり、高速道路や電車に乗ると看板があふれている。


効率とコンクリートとランキングが何よりも優先されている。
どの川も海もコンクリートが支配しており、どこも同じに見える。
あんなにもテトラポットは必要なのかね。
建設中毒にかかっており、コンクリートのダムが自然を壊す。
官僚のシステムは中国を哀れんでいる状況ではない。
少し調べれば税金なんか払いたくないとサルでも思う。
諫早湾の悲劇はもみ消されている。
埋めて建てれば豊かになると勘違いしている。
自然は汚くプラスチックはきれい?
自殺が多いのはスタートボタンはあってもストップボタンがないからなのかも。
完璧を求めすぎてしまうと疲れるよね。
大金をつぎ込んで立派な多目的ホールや美術館は、建てることが目的になっている。
日本中にある1日2人の来場者しか来ないホールによって、芸術性が高まるはずがない。
花粉症が多いのは、日本の原生林を切り倒して金になる杉を植えたから。実際にはあまりたいした金になっていないけど、日本の自然は日本人と同じようにどこも同じ顔だね。
日本の観光化は失敗した。誰も電柱を見にこない。世界の先進国には電柱はない、なぜならコンクリートによる利権はないから。



見なくてもいいこともあるかもしれないが、臭いものには蓋をしてバカになるのはよそう。