旅立つ人へ

欲求が不安を超えるとき
昨日はシーサーのお別れ会をした。
彼は読んで字のごとく沖縄出身なのだが、このたび故郷宮古島に帰る。
どうでもいいことだが、僕には故郷と呼べるものがない。
土や血といったものと希薄になってしまっている。
旅に出る前までは、田舎のしきたりや祭りなどを少しバカにしていた。




あまりにも「自然の神」を感じずに生きていた。
今は、ただ単純に神に近い田舎を羨ましく思う。
身体は自然に帰りたがっている。ただ帰る場所がない。
そのうち自分の場所が見つかるだろう。
それに今は、もっと大きな欲求がある。
まだまだ当分は自然に帰らないだろう。




何かを得るときは、何かを捨てている。
今こうやって生活しているのは、違った選択の生活を捨てている。
その捨てているものが何なのかを見ることができれば、今選んだ道をより大切にできる。
簡単に言えば2倍の欲求になる。




話がずれた。
宮古島に帰るシーサーから、仕事を辞める相談を受けたとき、僕は辞めることに賛成した。
そして辞めるにあたって受ける、ストレスや悩みを共有した。
僕は責任よりも欲求を優先するから、彼にもそうしてもらいたいから。



去るものに冷たい。
そういう人もいるのはしかたない。
そういう人は、去ったことがないし一人になったこともないから。
人に優しくなれるのは、つまり理解できるか?
理解できるかどうかは、同意できるかではない。



シーサーが宮古に帰って、仮にうまくいかなくても動かないよりは100倍いい。
僕はそうやって欲求を行動に移せる彼を、応援したい。




彼が不安を超えて100%欲求に向かえるようにするため、彼の不安はぶった切る。
そういうことで、何か困ったときがあったとき、何とかできる人になる。
それは、いつももっともっと意識して「見える化」しておかなければいけない。



では楽しんで!!





始動の鼓動
ヒロちゃんは世界一周の写真展と、トークショーを大阪でしている。
是非行ってみてください!
でも今日です。。。



ヒロちゃんのブログを見ていても、明らかに鼓動のリズムを感じる。



ヒロちゃんに限らず、旅友たちの始動の鼓動を感じる。



旅友に限らず、友人や同志たちの鼓動を感じる。



それが僕のパワーになる。
そして僕の鼓動が、誰かのパワーになってほしい。