準備中


トーキョーにいます。
なつかしい日本語の看板があります。
古本屋で大人買いしてきました。
そして念願の、居酒屋に行ってきました!
めちゃうまくて、涙出そうになりました。



ここは、ロスにある「リトルトーキョー」という日系の街です。
街とよぶには少し寂しい場所ですが、悪くないです。
どういうわけか、ワンピース号を返した昨日は、どこの宿もフルでした。
じゃあ日本人街行ってみようとということになり、ここに来ました。
泊まっている宿は、長期滞在者オンリーで僕らとは「混ぜるな危険」の人たちです。
危害なきゃいいんだけど、なぜに自分たちのコミュニティと自己を防衛するしかできない。
親の金で留学に来ているような坊ちゃんと壌ちゃん。
人と話すときは、相手の目を見て喋るんだよ。
あいさつくらい幼稚園児でもできるんだよ。
せっかく外に出てきたのに、なぜ外に出ない。
1日でビーチに戻る決心がついたから、そうい意味では有難う。
でも同じ日本人としては、残念です。




別れ
そんなことは、地球上の僕という存在くらいどうでもいいことで、
昨日は、悲しい悲しい旅友との別れでした。
しんちゃんとアユは、サンフランシスコという明るい未来に向かった。
これだけ一緒にいると、自分の身体の一部が切り離されたような感覚になる。
「横断」という軸がありながら、個々やペアでそれぞれ「何か」がある。
その「何か」を、どこまで自然に6人の空気に浸透させるのか?
誰が何を求めていて、何を探してココに集まったのか?
それらと、全体のバランスを考えたとき僕はどこにいるべきか?
皆、大事なお金と時間を使って集まった。
別に神経質にそんなことばっか考えていたわけではありません。
ただ、僕にとっても誰にとっても「ベスト」な横断にしたかった。
だから、僕は僕なりに考えて動いてベストを尽くしたつもりだ。
とにかく無事、「横断」できてよかった。
6人で、ゆっくりじっくりしっかり飲むことができなかったのだけが心残りなので、再会のときに。






「ただいま」とは言えない
リトルトーキョーも10年ぶりです。
この街にステイしていました。
ただサンタモニカのように、身体が反応することはありませんでした。
すたれた街は、目を逸らしたくさえなります。
残りわずかの僕の居場所は、ここではない。
今日、ビーチ沿いに引っ越します。






居酒屋のおやじ
しんちゃんとアユを見送った後、4人で居酒屋に飛び込みました。
時間は夕方の5時半。
食って食って食って食いまくって、飲んで飲んで飲みまくりでした。
それぞれ、たまっているものがあるわけです。
ただ遊んでいるようですが、考え悩みオーバーヒートしている。
そうやって「生きている」人が好きなので、そういう人といる。
居酒屋のおやじは、酒を何杯もおごってくれました。
相手が目を離した瞬間に、切りかかるくらい真剣に話していたのが伝わったのでしょうか。
あまりに熱く話していたので、目から汗が出てしまいました。
ただの酔っ払いではありません。ただでは死にませんから。



人との距離ほど難しいものはない。
離れて見てみたり、毛穴が見えるほど近づいてみたり、目を閉じて見なかったり。
距離を保とうとすることを、束縛という。
もっと自由に、そして実験的に。






不可能
日本にいれるのは約2週間。
ほとんどは、人と会う時間に使うつもり。
あとは、短期留学の準備とビザの申請くらいかな。
14日間の夜があるわけですけど、毎日飲みます。
それでも僕の会いたい人たちは、もっともっといるわけです。
スケジュール表を勝手に作っているのですが、完成することができません。
昼も、夜も2回にわけてとか考えているわけですが、皆さん忙しいでしょうし。
しゃあない、やるだけやってみます。
早く皆に会いたいな。