数字というプレッシャー

仕事の話


今期も2ヶ月が経過した。3つの事業部がある。


1つの事業部は、今までの利益も今後もある程度見えてる。
だから、ここからは少しずつフェードアウトしていこうと思う。
比較的、簡単?というか、やりやすい(勝ちやすい)条件にある。
理由は、好立地を確保できた縁と、去年の種まきの成果と、ナンバー2の覚醒にある。どこにでも、ナンバー2が必要です。この重要性はトップと同じくらいです。


渋谷の事業部は、過去の負の業務が半分以上を占めており、なかなか前進できない。数字もこの2ヶ月、あまり芳しくなかった。クレームも多く、お金にならない業務にメンバーが持ってかれることが多い。ナンバー2はまじめで、とても頑張る子。多分、僕の周りに彼より頑張ってる子はいない。そのくらい、やらせてしまってる僕は申し訳なく思ってるが、彼は僕のためにやってくれる。だからこそ、早く楽しく仕事をしてもらいたい。
僕のすることは、彼らの負の業務の効率を上げることと、勝ちパターンを作ること。
そして、クレームが多いので、その時には先頭を切って対応していくこと。
こんな大変な事業部だけど、僕はあまり入り込んでいけない。もっと大変な事業部があり、僕の場合、バランスを一番気にしなければいけないから。だから、ナンバー2をフォローしながら、遠めで見ていく。ただ、どうしてもメンバーの緊張感がなくなってしまうので、たまにいく時はいつもより殺気を出すようにしてる。オーラの泉のオーラじゃなくて、人としての強さのオーラは出すことができると思うし、調整することもできると勘違いしてる。
その代わり、褒める時はそれこそ相手が恥ずかしいと思うくらい褒めちぎる。


そして、一番不味い事業部。
もう売上げベースでは3億円以上の借金を抱えてる。
こうやって書くとリアルだね。3億円って、そのために銀行強盗する人がいるくらいの数字だし、人が1人、一生生きていけるお金。
そのお金が2ヶ月で・・・。
ここはしょうがないと思ってるし、完全に開き直ってる。
僕は、開き直りのプロです。
だから、他の人ではプレッシャーで潰れそうになるだろうが、僕には全く気にならない。だって、平常心が一番の近道だって確信してるから。会社が僕をここに置いてるわけです。僕は、最大限の頭と身体を使ってる自信がある。毎日を生き切ってる。それだけ、やってできないんだからしょうがない。僕の責任もあるが、ここに僕がいるのを決めたのは会社です。僕が不祥事を起こしたわけでもなく、利益は絶対に出そうと思ってるんだから、詰められても胸を張れる。書いてていやなやつだな〜って思っちゃいました。でもね、ここではそのくらいじゃないとやってきけない。
徐々に事業部の将来も見えてきた。計画も立てた。分析もできる状態になってきた。今後は、今より良くなるのは決まってるわけだから、そんなに落ち込む必要なんてない。3億なんて、すぐにやってやります。って気持ちが肝心です。結局精神論かよ、あるいは感覚かよ。そうです。分析や計画や戦略は、自分を納得させるためにしてるだけで戦略するだけでは利益は出せません。信じて、進んでいけるツールみたいなもんです。よし!


6月はほぼ禁酒に近いといえば近い状態を維持して、ここでの仕事に専念してみます。